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GitHubを使い始めた


元々興味のあったGitHubですが
最近特に使う必要が出てきたので使い始めました。
ざっくり言うと、GitHubというのはバージョン管理システムのひとつ(一部?)です。


以下、自分用メモ。

■ GitHubに手を出し始めてからの大まかな流れ
GitHubのアカウントを作った
 ↓任意のエディタで編集したい
GitHub Desktop(アプリケーション)を入れた
 ↓色々遊んでみるも途中で詰んだ
「わかばちゃんと学ぶGIT使い方入門」を買った
 ↓書籍内でSourcetreeを使っている...
大人しくSourcetreeをインストールして出直した

※GitHub DesktopとSourcetreeの違い
 どちらもGitHubをGUIで使うためにあるものかと思われるが
 Sourcetreeのほうが色々できる(ただアカウント登録などが必要?
 (参考:http://no-or-toon.hatenablog.com/entry/2016/12/18/152301)


■ 「わかばちゃんと学ぶGIT使い方入門」を見ながらやったこと
1. ローカルで使う
・C:\User\%USERNAME%\Documentに「test001」という適当なフォルダを作る
・test001をSourcetreeでリポジトリに設定する
・コミットしたりチェックアトしたりしてみる

2. オンラインで使う(「複数人でGitを使ってみよう」)
・フォークする...他の人が公開しているリモートリポジトリを自分のアカウントにコピーする
・クローンする...リモートリポジトリをローカルにDLする
・DLしたデータを任意のエディタで適宜編集する
・Sourcetreeから、ブランチを作成し、プルリクエストを出す?   ←今この辺

*

■ 辞典のように解説するのが困難な頻出ワード(慣れるしかない)
・リポジトリ
・コミット
・プッシュ
・プル
・プルリクエスト
・チェックイン
・チェックアウト
・リバート
・ブランチ
・マージ

*
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モニタ探し その2


ブログのカテゴリに「電子工作・IT関連」を追加。
追加してみて気づいたけど、思ったよりこのカテゴリで投稿してなかった。


以前もこんな記事を書きましたが
最近引っ越して備え付けテレビが無くなったのでいよいよラズパイのモニタが
ほぼマストになってしまった。
一時的に同居人のモニタを借りてVNC接続だけきちんとできるようにしてしまえばいけると思っていたが
どうにもOSの調子かったりあれこれごちゃごちゃあるので
いい加減買ってしまおうかと。

とりあえず何でもいいからモニタで調べた結果がこちら
メーカーを問わない中古という買い方もできるんですね。安いしデスクトップPCを持つときには良さそう。

ラズパイ3用向けのモニタだけでも色々ある。
ケーブルを繋げばいいだけでなく
ドライバのインストールや諸々の設定が必要になる玄人向けな製品もあるようなので注意。
そういう観点であまりラズパイ専用のは買いたくない気がする。

今のところ有力候補になっているのがこちら
『★HDMIインタフェースが付くため、ラズベリーパイ用だけではなく、
他の機材にも映像を表示させることが出来る汎用性の高さが特徴です。』
という文言が本当なら汎用性はある。パソコンのサブモニタとして使うとか
(動画見ながら作業できるタイプの人間じゃないのであまり使わ無さそうだが)。
タッチパネルはRaspberry PiなどUnix系OS限定の様子。最悪使えなくてもいい。安いし。

7インチくらいだとカーナビ向けっぽくなる。スタンドがついたり。
ちゃんと自立してほしい場合はそういうのが良いのかも。

あと、調べてて目に留まったのがモバイルディスプレイです。
例えばこちらとか。

ポイントは
・電源が外部電源/USB/バッテリどれなのか
 外部電源は面倒くさい、USBは製品によっては表示が安定しないなどの問題がある模様
 よくスマートフォン用とかで使うバッテリで駆動できるならバッテリ積んでなくてもよい?
 (そもそも外付けバッテリまだ持ってないんだけど)
・タッチパネルがついているかどうか、つまり入力ができるかどうか(先程の製品はついてないと思われる)

汎用性の高いものを買うとどうしても値は張るので
結局自分で用途を検討したり妥協点をいかに上手く見極められるかで
コストパフォマンスが違ってきそう。

モバイルディスプレイ良さそうだと思いつつ持ち歩く理由が特に思い当たらなかったりもする。
どちらかというと収納しやすいという点が魅力でもある。

*

それにしても、アマゾンの店舗受取りって
ローソンだけでなくファミリーマートやミニストップでもできたんですね。
ローソンだけかと思ってました。

コンビニ側は格段広くもない店舗裏に
客がいつ取りに来るかわからない荷物をストックしとくのも面倒ではあるんだろうが
運送業に再配達を依頼するよりは効率的なのかと。
利用側としては特定の時間に家に居る必要が無いのが非常に楽。営業時間も長いし。

販売側とコンビニというより、輸送業とコンビニがコラボすりゃいいのでは?とも思う。

*

RWBYおもしろい


最近知り合いに紹介されてツボに入ったのがRWBYというアニメ。



アメリカ産の3Dアニメとのことです。原作は公式で無料公開されているようです。
日頃から英語を勉強したいと思っていたので丁度良かった。

実際、良い英語教材として知られているようです。
参考:「超スタイリッシュなフル3Dアニメ「RWBY」で学ぶ英語」
https://qiita.com/kugyu10/items/16c088d63c4770c32489

上記の記事内でも書いていますが、本当に何回見ても飽きません。
キャラデザもアクションもとても良い。個人的には特にルビーとワイスが好き。

最初は字幕の出し方を知らずに英語音声だけで1期の16話を完走してしまいました。
全然何言ってるかわかんないんですが
何となく何が起きているのかはわかるので普通に楽しめました。
字幕付きでもう何周かしたい。
5期くらいまであるようですが特に慌てる必要は無くゆっくり消化していけばよいかと。

キャラクターの名前とプロフィールは日本語版の公式サイ辺りを参考に。

*

kindleを使い始めた


最近スマートフォンにKindleアプリを入れました。
たまたま電車移動が増え気味だった上
どう足掻いても30分とか1時間とか座れないこともあって
つり革を掴みながら紙の本を読むのも結構大変だなぁということで。

感想としては、普通に読みやすいです。
ハイライトを入れたり、
追加の辞書?を入れると選択箇所の意味を表示してくれたりもします。
本の価格も紙の本より若干安め。モノによりますが。

先日本を25冊ほど売りましたが買取価格がほぼどれも定価の10%以下なので
「Kindleで買うと売れないし」とは考えなくていいと思います。
特に1年2年経ったら誰も注目しなくなるような話題や
PCソフトやプログラミング関連などの日夜アップデートされるような内容を含んでいる場合。

本で本棚が埋まるようにKindleでもあまりにDLしすぎると
スマートフォンの容量を食っていくのではないかという懸念はあります。
kindleの「この本の情報」欄にもAmazonの商品ページにも
ページ数しか書いておらず容量が書いてない。
何MBなのか表示してほしい(見つけやすいところに)。
というか何故スマートフォンコンテンツはこんなにも容量を表示してくれないのか
(写真の容量確認にも別途アプリが必要で以前渋々インストールした)。

ざっくり調べてみると文字だけの本で1冊500kBくらいのようです。漫画だと50MBくらい。
漫画でなくても画像の多い本はそれなりに食うっぽい(本の紹介ページの注意書きが出る)。
…やっぱ「この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。」
でなくて、きちんと容量で示してほしいですね。
それで多少重くてもDLしようとかあまりに重すぎるから紙で購入しようとか
判断するわけですから。
プログラミング関係とかの本は図が多いながらもkindleで読むメリットが大きいので悩まされます。
本だとスペースを取ったり勝手に閉じてしまったりしますが
スマートフォンだとその心配が無い。
因みにkindleで本を表示してると画面が暗転する・ロックがかかるまでの時間が長くなるようです。
つまりチンタラ読んでても大丈夫。

で、折角電車で読むために入れたのに
電車で読むと若干酔いやすいようでした、少なくとも座ってると。
そんなに頻繁ではないですが時々電車でも車酔いを発症してしまうようで。
暇を持て余してしまいます。
できることと言えばせいぜいウォークマンを聞くくらい。


- - -

とりあえず2冊ほど読みました。

まず『知らないと損する 池上彰のお金の学校』(朝日新書)。
池上先生の本は内容が深いながらも非常に読みやすく書かれている印章です。
今回の本も誰でもわかるように書いてくださってる感じで。
内容としては特に興味深かったのは住宅ローンの辺りですとか。
銀行からの信用度を高めると良い、というのはどこかでも聞いた気がします。久々に思い出した。
信用度を高めるには住宅ローンを組むのが有効なのだそうです。解説は本の中身で。
自分は結局ネットバンク1つとゆうちょしか使ってないですが
それがちょっと勿体無いような気もしてくる。


続いて『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(講談社+α文庫)
こちらは以前読んだ『しんがり 山一證券最後の12人』 (講談社+α文庫)と
同じ著者の本です。
ソニーでリストラされていく人々の様子を描いたもの。
ソニーが現存の企業である、エンジニアの有様を描いているといった点で
山一證券のとき以上に身近に感じられるものがありました。
内容を鵜呑みにすれば本当に昔のソニーは良かったんだなと。
その気のあるエンジニアは金と時間を与えて放置しとけば良いもん勝手に作る。

ハイライトをつけた場所も多いので気が向いたら単品でレビュー書くかも。


それにしても過去のレビュー漁ってたらなかなかおもしろい。
やっぱり自分がどんな本を読んで何を思ったのか
多少面倒でも記録していきたい。最近割とサボってしまってますが。
記録することで、自分が過去に読んだ本やその内容をいかに忘れているかがわかります。

印鑑もはや不要なのでは


先日、出先で火災保険?の手続きをしようとして印鑑の欄があったときに
あいにく印鑑を持ってなかったので家に持ち帰って後日郵送することにしたのですが、
改めてよく見てみると「法人の場合は捺印が必要です」と書いてあった、
つまり個人契約の場合は印鑑が要らないらしかった。

ネットバンクの口座を持っていますがこれも印鑑が不要そうで。
もしかして印鑑の出番は減りつつある、或いは印鑑が無くてもやり過ごせるのでは、
と思って調べてみると…今や大手の銀行で口座開設に印鑑が不要になっているのだそうな。

『りそな、口座開設の印鑑不要に 傘下行全店で順次』
2017/7/30 22:10日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC28H2P_Q7A730C1NN1000/

因みに、印鑑が必要なところでも
例えば結婚などで姓が変わったときに旧姓の印鑑のままでもOKなところは割と多いようです。

根強く捺印を要求されるのは役所だろうか。
しかし役所でも印鑑を忘れて指印で勘弁してもらったことがある。
海外から来て日本に済んでいる方は印鑑を持っていない人も居るようで。
住民票の写しや戸籍謄本はマイナンバーカードとコンビニ交付が普及により
役所に出向くことすら無く取得できる。まだ利用できない自治体もそこそこありますが。

印鑑って今のように当たり前にコピーやスキャンができるような環境でなかった時代に
重宝されたものなわけで…例えば朱印船貿易とか。
このご時世では印鑑が個人の認証などに有効な手段でないことは
多くの人が気づいていて、単に"昔からのやり方が安心"という
思考停止に陥っている人たちが使い続けたがっているような。
そりゃシステムだって一朝一夕に変えられるものでもないですけれども。
でもコピーの技術だって一朝一夕で生まれたわけではないですよね??

さて最後まで無意味な捺印欄が残るのはどの業界でしょうか
(※意味があって残る分には構わない)。
余談ですが、海外からの観光客にはお土産として人気なようですね。


新しい印鑑を作ろうと思うと今はネット注文で2,3日もあれば出来てしまいます。
最近「ハンコヤドットコム」というサイトを利用しましたが、
注文も一瞬だし確か会員登録も不要(住所の入力などは勿論必要だが)、
メール便ならポスト投函なので不在時に受け取れる。
認め印で材料は薩摩本柘、印鑑用口締め袋を付けて送料込みで2500円ほど。
サイトによってはもっと安い様子。実印も作れる、はず。

はじめはそれなりの店で質の良いものを作ろうかと思いましたが
印鑑の存在意義を知ったら背伸びするのもアホらしくなり。
革靴やスーツのように身体に合わせて作るもんでもないですし。
贈答用だったら真面目に考えるのですが、あくまで自分用でしたので。

参考:印章(Wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E7%AB%A0

デジタル化というよりそれ以前の問題か。識字率がkey?

久々にログイン


不知火の改二が実装されたという噂を聞いて久しぶりに艦これを起動しました。
1年半ぶりくらいっぽい?
不知火だけでなく陽炎も改ニにできるのですね。
いずれにせよ改装設計図が足りないのでお預けorz
うわぁ設計図もとい勲章とかどうやって集めるんだっけ。
あああ頑張ろうかどうかちょっと悩む…
プレイしてたときは不知火や陽炎は一軍でしたので。

あと、ちらほら聞いていましたが5周年なんですね。
意外とまだ5年しか経ってないのか、艦これやってたのもっと昔な気がしてた。

【感想】100年の価値をデザインする


今回はこちらの本。
知人が尊敬する元上司から贈られたというもので、イチオシとのことで読んでみました。
工業デザイナーの方が書かれた本です。


100年の価値をデザインする
「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか

奥山 清行


---

日本人は団体力より個人力に優れている、という珍しい切り出し。日本の会議のムダさは世界的にも有名、日本のホワイトカラーはは先進国で生産効率が最低の仕事しかできない…それでも国が滅ばないのは個人力が優れているから、と。
たった一人で世界に打って出ろ、という。

確かに”アメリカの大統領、ドイツの軍曹、日本の兵隊さん”というジョークがある。日本の中間管理職は少なからぬ割合で頼りないと会社で体感している。一部の頼れる部長課長と比べると明らか。ちょっとビジネス書を読むだけで彼らが反面教師と確信できる。

P27
『 (著者がGMに居た頃、)組合に入っていないクリエイティブな人たちは、エンジニアやモデラー、管理職、デザイナーといった職種にかかわらず、会社への貢献度を基準にして毎年全員一括でランク付けされ、それを元にボーナスの査定が決まっていた。』
そうそう、エンジニアはクリエイティブな仕事だ、言われたことを言われたようにやるサラリーマンとは違う、組合に強制加入なんてあってたまるか。

P45
『オーナーが生きているうちに何かを残そうという、経済の理屈を越えた情熱を持つということは、まさしく大企業ではなく中小企業の文化である。』
そうそう、何だかんだ情熱が魅力的なものをつくる。

p58
終身上院議員…そんな制度あるんだ。

P84
日本のデザイナーは企業が抱え込んでて個人の名前が出ない、誰がデザインしたのか外部の人は知り得ない。
P88
個人に対する支援が乏しく、国際的に有名なデザイナーが少ない。
…自分が手がけた、とドヤ顔できる方が情熱を持って仕事できるというのは分かる。

p103
『そもそも日本のものづくりをどうしたいのか、日本社会にビジョンはあるのか。』
ほんとそれ。個人的には、日本の製造がまだ悪く無いという実感は日頃の仕事を通して持っている。日本でのものづくりは大事にして良いと思う。

p105
『いずれにせよ、何を人生の目的にしていくかは、日本人一人ひとりが考えるべきことだ。そして必要なら議論さして、社会のコンセンサスにしていけばいい。』
そのとおりで、もっと一人一人が考えて行動する風潮が浸透してほしい。
あと本書によると日本人は議論が下手らしい。海外では小学校の頃からディベートの時間があったり、英語が日本語に比べ議論しやすい性質があったりするのだそうな。確かに会社のおじさんおばさん達を見てると議論と罵り合いの区別がついていないような、あるいは冷静に状況を分析したり考えを述べたりするのが得意でないような、そんな印象を受ける。頑張ってほしい。

p139
『日本でも中略自宅オフイスが当たり前のことになっていくだろう。ただし、そこで重要になるのが、見張られていない場所で効率よく仕事ができるプロ意識と、結果を厳しく評価する結果主義だ。』
見張られていなくても仕事する人とそうでない人はある程度見分けがつく。それによって待遇が違っていいはず。
結果を評価できるような、その仕事についての知識経験が豊富な人が評価することも必要。そういえば結果主義の評価をうまくやる方法を解説したような本などはあるのだろうか。

p145
『実は今、どの企業も一番安い製品は人件費の安いところではつくれなくなっている。』
欠陥があったときの対応にかかるお金をカバーできない、納期短縮が困難、関係者間の意思疎通が難しいなど。

p146
『航空機産業がいい例だ。合理主義一辺倒のアメリカ人があの産業を外に出せない理由は、あれほどハイテクの固まりになると、製造がすなわち開発の一部になってしまうからだ。』
丁度よく田中久重のからくり時計の話を聞いたが、設計は勿論のこと歯車などの部品も自作していたのだとか。複雑なものほど開発・設計は作りながらになる。

p150
『労働安全衛規則により、産業用ロボットの可動範囲に柵や囲いを設けなければならない』
『現代のロボットは昔よりはるかに安全になった。時代遅れな法律を改正しない限り、今のままではロボットと人間が協調して作業することは夢でしかない。 』
ロボット関係に限らず時代遅れの法律が多すぎる。変わる必要性に気づいている人は少なくないと思う。ただ変えるのが面倒なのか、反対して騒ぐ一部の人たちを気にしすぎなのか…。

p159
”ニーズとワンツ”
ニーズは必要性にかられて仕方なく買うもの。安いほどいい。
ワンツとは、必要ないかもしれないが、ほしくて仕方ないもの。高いお金を兵器で払う。
…なるほど!

p169くらい
自分が欲しいものを作る、というのは日頃から自分でもそうありたいと思っている。
今、高級車については客の方が詳しいのでカーディーラーは商品の説明をするのでなく客に語らせてやれという戦略だったりもするらしい。おもしろい。

p200
『概念を絵にして見せられる僕らのような存在が、さまざまなプロジェクトの要のポジションにいられるのだ。』
イメージ図やプロトタイプ、α版を提示すると議論しやすくなることはよくある。それを作るのは案外誰にでもできることではないようで。

p212
日本人は自らの手で民主化を勝ち取ったわけではなく、与えられたものにすぎない。
『だから最大多数の最大の幸福のためには、個人の自由が制限される場合があるということを皮膚感覚で理解さていない。そのため、いかなる場合でも個人の権利を犠牲にするのは間違っているという誤解が生じる(→反対運動で大騒ぎ)。欧米の街並みは、多くの日本人があこがれてカメラを向けるが、その景観を維持するためにどれほど個人の権利が制限されているかを想像する人は少ない。』
なるほど。

p238
日本人は「日本人ダメ論」ばかりで「じゃあどうすればいいのか」が無い(言いっぱなし)なので、本書はそうでないものにしたかったとのこと。
確かに、日本人は個人力は強いから一匹狼で活躍していけ、というのが「どうすればよいか」に当たる。また、日本のホワイトカラーは生産性が低いという点については、議論する力を磨くことで改善可能と言う。

全体通して、大変勉強になりました。


【感想】失敗学と創造学―守りから攻めの品質保証へ


今回の本はこちら。
以前「失敗の科学」という本を会社の人に紹介したとき
こっちも読んでみてと言われてお借りしたものです。

失敗学と創造学―守りから攻めの品質保証へ
濱口 哲也 (著)

この著者の方は東大工学部の畑村先生の研究室の出身とのこと。
別の知り合いの方にも「失敗学のすすめ」(畑村 洋太郎 著)を紹介されたことがあります。
有名なのですね。


P5『失敗学や想像学の最大の主張は,"自分で考えよう!"ということである.』
良いですね、もっと主張してほしい。
日々の仕事でも「お前らもっと頭使えよ」と言いたくなるシーンが多々ある
(主にコネで成り上がった中間管理職とその下で飼い殺されてる人達に言いたい)。
安直な解釈や判断が横行するのは人が楽をしたがる生き物ゆえなのだろうが、
面倒臭さに勝って考えられた人が人生でも勝つ。
ただ、単に脳みそのエネルギーを使うだけでなくどう使うかも当然重要。
その方法が書いてあるのが本書でもある。

”失敗学では、失敗の再発を防止するだけでなく、背景や脈絡を考え、
上位概念に登って知識化すれば未然防止が可能”という。

本書で1つ、回転ドアや回転式遊具による事故の例を挙げている。
単に回転ドアや遊具を撤去すれば良いと考えがちかもしれないが、そうではない。
類似の事故をいくつか並べて分析すると
・穴と隙間
・ギロチン(剪断変形)となり得る部分
を点検すれば将来起こり得る事故の未然防止につながることがわかる。

具体的なトラブルをそのまま生かそうとしても全く同じトラブルにしか生きない。
1つのトラブルをどう生かすとその他の多くのトラブルも防止することができるのか?
その考え方がよくまとまっている。

読んでいて、習うより慣れるようなものだと感じた。
逆に言うと、トラブルを起こしにくい人が何となくやっている思考を
体系立てて記してあるのが本書なのではないだろうか。
そういうものが書けるってすごい。

あと畑村先生の研究室の安全ガイダンスでは、
あれやるな・これやるなではなく、先輩がやらかした失敗を話すのだそうで。
自分の失敗は痛いが、人の失敗はおもしろいし面白いから忘れない、
ということで効果的とのこと。確かにおもしろそう。

それから第9章の「頑張れ品質保証部!」の話が好き。
設計部は新製品を出荷して”バンザーイ”と達成感を得られるし美味い酒も飲めるが、
品質保証部は新製品出荷からしばらくしてから(例えば5年とか)
事故や不良の件数が少なかったときにはじめて成果が証明される、
しかもそんなの誰も褒めてくれない。事故は起きなくて当然、起きれば減点。
いやいや正当に評価してあげようよ、と。
そんな話です。禿同。
黙っていれば起きてしまう損失を彼らが防いで何万円何億円もの仕損を回避してるわけですよね。
火消しはヒーローに非ず。

最後に、印象的だった文をはじめにより。
『他を引き離して独走するには、延長線上ではない、新しいニーズや市場が必要になる。
しかし、それは顧客も教えてはくれない。
顧客が語るのは現在の延長線上の話に過ぎないのである。
(中略)まだ世の中にないニーズを、未体験ゾーンを、素人である顧客が語れるわけがないのである。
そこで必須になるのが、”創造学”である。(中略)延長線上ではない、
新しいニーズや商品コンセプトを自社が作り上げるのである。』



追記:
そういえば
"保証値までの荷重なら壊れない"で試験を終わらせずに
何が何でも壊してみろ(そうしたらどうやって壊れるかとか
どこが壊れやすいかとか解るから)という話も良かったですね。

歓送迎会クソくらえ


自分がある部署から異動になり
入れ替わりで新しい人が入ってくるということで歓送迎会がありました。
人事異動の発表と同時に課長が
「歓送迎会を実施してください。xx君、幹事お願いします。」
とか言いよるのな。うざっ。
送別会だけだったら断るなり何なりしたわ。
けど新しく入ってくる人の歓迎会も兼ねるとなるとあまり好き勝手は言えない。
その入ってくる人というのが隣の部署に居た先輩で
割と親しくしてたりご恩があったりしたのでその人の興ざめにになるようなことは
あまりやりたくなかった。
今思うともう少し暴れておいても良かったようなそうでもないような。


・誰のための何のための企画なんだよ。
2通りの解釈ができるでしょう。
1つは残る人が出ていく人に対する感謝や惜別の念で開くというもの。
だとすれば主賓(出ていく人)にベストなセッティングになるべきでしょう。
主賓と最も親しかった人が幹事をやり、
主賓が好きな店、好きな時間帯で開催する。
それがあってこそ主賓に対する思いやりでしょう。
形式ばったもんを開きゃいいってもんじゃねぇよ。
もう1つの解釈は出ていく人が今までお世話になった人にお礼するための場という意味合い。
そうであれば幹事は出ていく人、主賓は最もお世話になった人でしょう。
そしてやはり主賓が好きな店、好きな時間帯で開催する。
現実的には出ていく人が全員分の会費を出すなどは不可能なので
双方の惜別という意味合いで、双方の合意で開催されるというのが落とし所でしょうか。

そんなわけで、まずもって課長命令でやるようなもんじゃねぇわ。
でもって幹事を命じられたxx君は1つ下の後輩で隣のチームに所属していて自分とは別に親しくない。
彼なんかじゃ自分のニーズや周囲の人との人間関係なんて把握していない。
まぁ彼も被害者。


・何で酒場で宴会なんだよ
自分も、自分が一番慕っていたおじさんも酒や煙草は嫌いだし宴会の席なんて嫌い
(そのおじさんは普段宴会に来ない、今回は多分自分が出ていくということで顔を出してくれた)。
もっと安くて満足度の高いやり方がある。喋りたいならコーヒー1杯で事足りる。
酒や煙草は贅沢品。やらない人間から金巻き上げて突き合わせるな。
車通勤だったり家族が居たりすると宴会に参加しにくい人も居るでしょう。
一応、自分に関しては酒の席が必ずしも嫌いと言っているわけではない。
信頼のおける人は結構自分で出してくれたり
多めに飲み食いした人が多めに金出してくれたりする。

だいたい課の人ほぼ全員で20人も来てたけどそんなんじゃ1人1人となんて話せやしない。
半分以上の参加者をただのお飾りにしてしまった。
今回は滅多に宴会に来ない人にフォーカスしてたから覚悟の上だけど、
兎に角人ときちんと話したいなら集団は数人が限度だろうが。
飯と酒がメインなら好きな輩で集まってやりゃいい。
もっと言うと説教じみた話ばっか並べる輩もいるし。うるせぇよ背中で語れよ。

帰り際に上司が何か言って握手を求めてきた。
俺シラフだったけど何言われたか覚えてない、
ただ「よくぞそんな心にもないことが言えたもんよ」と思った記憶だけはある。
そしてあの上司は酒を飲むと(ことによるとシラフでも)都合の悪いことは覚えていない。
しかし、あそこまでキレイに仮面を被って決まり文句を言えるのは
ある意味優秀といえば優秀なのかもしれない。


・会費の余りは主賓も(幹事も)居ない二次会行き
後で聞いてキレそうになった。
残金は1人に1000円バックしてお釣りがちょっと来るくらいの金額。
ご厚志を出してくださった方も居た(自分も会費免除だったけど出した)。
一応いつもの流れから言えばおかしなことでも無いが
よく考えればおかしい。
ただでさえ宴会というスタイルに固執し、その上更に飲んだくれが得してんじゃねぇか。


こういう輩にいい仕事してやる気はさらさら無い。
クソでも食らっとけ。


良い仕事は愛と信頼があってこそできるもの、というのは
役職に関係なく尊敬できる人からの共通の教え。

【感想】言壺


今回は知人から勧められたこちらの本。
神林長平は工学畑に居ると名前くらい耳にするわけですが
自分自身はこれまで読んだことがありませんでした。


言壺
神林長平
出版社: 早川書房 (2012/1/15)


---


『私を生んだのは姉だった』―――

上記の文が気になったなら読んでみて頂きたい。

この文がどうしても書きたいのに校閲を通らない…
そこで主人公はどのような試行錯誤をし、そして最終的にどうなるのか。



万能著述支援用マシンであるワーカムと、それを使う小説家の話を軸にした
9編の短編小説集です。
小説やゲームシナリオなど、人に何かを伝えるための文を書いたことのある人なら
(仕様書やプレゼン資料でも良いのかもしれない)
必ず何か引っかかるものがあって興味深いはずです。


ワーカムとはどういう装置か。
アイデアプロセサを搭載していて、何を表現したいのかと書き手に訊いてくる。
『書き手は思っているイメージを下手でもいいから言葉にしてワーカムに入力すれば、
悪文ならばワーカムが読みやすい文書にしてくれる。』
このようなものです。
文書を書くにあたり上手く表現できないもどかしさは日常茶飯事で、
こういう気の利くツールがあれば夢のようです。
…元々はそう思っていましたが、それも良いことづくしではないのかもしれません。
ネタバレするといけないので詳しくは本書をご覧ください。



もう一つ、ひときわ印象的だったのが6編目の「栽培文」というタイトルの一遍。
「言葉ポット」という、普通の植木鉢のようなものに言葉が植えられたものが登場します。
作中では人間はみんな自分専用のそれを持っている。
ポットの所有者の意思の力で言葉の種を植え付け、育てる。
育つ言葉は、燃え上がる炎かホログラムのように見える。
人間は言葉を書きも話もせず言葉ポットに言葉を紡いで意思伝達する。
…そんな世界観。

あまり色々言うとネタバレになってしまうので、ほんの一部だけ抽出します。
作中で、娘が言葉ポットから摘み取った「ごめんなさい」という言葉が出てきます。
その「ごめんなさい」はとても思うところがあって出てきた一言だったのに
摘み取った「ごめんなさい」を見るだけでは当時の何とも言えない感情は蘇ってこない。
そのとき、複雑な感情を残しておいて後で思い出せるようにするには
複数の言葉の組み合わせで残さなければいけない」(ネタバレ注意、反転)と教わります。

妙に納得。
人の心を揺るがすにはそれ相応の情報(エネルギー?)が必要といいますか…
そういうものなのでしょう。


小説の感想は書くの難しいです。
ビジネス本は印象的だった内容の要約を書いて自分の思うところを添えればよいですが
小説はネタバレもありますしそれ自体を読まないとわからない魅力もありますし。
とりわけ今回の作品はそういうもので。
巻末の解説文には
『神林長平は一貫して言葉を書き続けてきた作家である。』
『「神林長平は一貫して言葉を書き続けてきた作家である。」という文の奇妙さは、
 その意味が正に神林長平の文章に感染されるところにある。
 だから神林作品を未読の方には、この文章の意味はわからない。』
とあります。

*

Appendix

プロフィール

As

Author:As
ご覧いただきありがとうございます。
元々は艦これネタ中心でしたが、最近は日々思う所を書き綴ってます。

コメント・拍手・リンクは大歓迎です、お気軽にどうぞ!過去の記事へのコメントもご遠慮なく。
どうぞよろしくお願いいたします。

[艦これ情報]
サーバー:幌筵(13/12/27開始)
司令lv:103(16/4/23現在)
※現在休止中
[その他]
雪国出身、関東暮らし4年生。

[17/7/16~]

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